ボストン留学して気づいた論理的な思考の大切さ

私は、ボストン留学を実現するまで論理的な思考の大切さについて、考えることはほとんどありませんでした。

しかし、ボストンに留学して、語学学校で先生が「It’s not logical(それは論理的ではありません。)」ということを、私たちに言います。

語学学校の会話のレッスンでは、「あなたは、銃の規制に反対ですか?それとも賛成ですか?」「あなたは、アメリカへの移民の受け入れに賛成ですか?それとも反対ですか?」と言ったようなYESかNOでしっかりと答えられるような質問をされます。

しかし、私の場合、移民の問題に関しては、立場によっても反対か賛成かは異なってくると思います。なので、一概に賛成とも反対とも言えないと答えたことがあります。しかし、アメリカ人の先生には、私が賛成か反対かをはっきりと決められない人間だと判断されてしまいました。

もし、私がアメリカへの移民を反対だと想定した場合に、どんな理由が考えられるのかを論理的に求められるのだと後で分かりました。日本人同士のコミュニケーションの場合だと、「なんとなくの空気感」で理解しあえる場合があると感じます。しかし、アメリカには、色々な人種や民族の人達が生活しているので、日本人の様な「空気感でのコミュニケーション」よりも「論理的な考え方によるコミュニケーション」が大切なのだと感じました。