私は、ボストン(アメリカ合衆国)の語学学校に留学して2カ月間、英語を理解するのが、とても困難だった経験があります。
語学学校の授業で、先生が話す英語を日本語に訳して理解をしようとしていました。しかし、先生の英語のスピードが速すぎて、なかなかうまく訳すことができませんでした。
その時に思ったのは、英語を日本語に全て訳そうとしては駄目だということでした。英語を英語で理解できる様に、慣れることが必要だと私は考えました。
なので、語学学校が終わった後は、授業後のアクティビティに積極的に参加して、色々な国の友達に積極的に話しかけていきました。はじめのころは、自分から話しかけるのが恥ずかしかったです。しかし、何度もやっているうちに、自然と他の国の留学生と会話ができる様になりました。
英語のアウトプットの量を沢山にしていくと、自然と英語への恐怖心もなくなってきました。私の場合は、2カ月か3カ月を過ぎた頃には、英語を日本語に訳さなくても、何となく相手が言っていることが分かる様になってきました。「日本語脳」から「英語脳」へと切り替えることができたということなのかもしれません。